体が悲鳴をあげていた頃、スピリチュアルにも助けられた話 〜プロローグ〜




何度も書いていますが(てか、タイトルにすらしてる位ですが・笑) 私は最もしんどかった頃はスピリチュアルにハマり、助けられ、 最終局面のラスト2年位で、仏教やインド哲学系から「悟り探求」に入ったタイプです。

悟り探求のほうは「無」だの「空」だのと、個々の悩みに細やかに寄り添うというよりは、 いきなり「ズバッと結論だけ」「真理一本釣り漁法」みたいな感じで、 目の前の苦痛苦悩をまずなんとかしたいときに「無」とか言われても、ぜんぜん落ち着かない(笑) 問題文の次に、途中の計算式なしでいきなり「X=0」という解だけ見せられても「??」です。 そんな時は、世間一般には怪しいと言われがちなスピリチュアル話法のほうが、 「胃に優しいお薬」みたいな感じで、よく効いたりすることも多々あるかと思います。 応病与薬ですね。 そんな訳でちょいちょいと、自分が、スピリチュアル的というか、 やや超常現象や不思議現象やオカルトに分類されることから、問題を読み解き解決した、 という事案や体験談についても書いてみたいなと、ふと思った次第です。

ただし私は、スピリチュアル系で高額なお金を散財することを推奨しません。 私の場合、本代以外では年間3万円以上はアラートが鳴る設定、という感覚でした。 飲み会代と比べて無駄感があるかどうかを基準にしていました。 一方、相談にのってもらった見知らぬ方にはきちんと必要分のお礼をしたい、 という考えもありました。 お坊さんによるドネーションの相談サイトを利用したこともあります。 実はこの相談で「許さなければいけない」の苦(思い込み、執着)が増したのですが(笑) それはそれで、最終的な「怒りの煩悩の発散と解消」のために必要な体験だったなと思います。 大爆発を起こすために、事前にエネルギーを蓄積させた出来事、みたいな感じでした。

お金のことは、どこまで行っても「好み」の問題だと思います。 ビジネスが悪いとはまったく言えません。 (自分だって美術作品は売らないけど売るとしたら超高値つけるだろうし、完全に同穴狢) ただ、私自身はお金の誘いがある時点で怪しみつつ避けるタイプだったのは確かです。 で、同様の感性の人って、けっこういると思うんですよね。 好み、性格タイプ、因果律、縁起に依るところかな、と思っています。

そして、自分が苦しい時にいちばん助けになったのって、 「名もなき民」が綴っている無料で読める体験談でもあったなと思います。 体験談に過ぎないのですから参考にするかどうかはその人次第、という放置の心が沁みた。 そういう、いちばん助かったり参考になった「言葉」って、 誰が書いてたのかとか、名前すら憶えていないことが多々あります。 なかば、「詠み人知らずの歌」なんですよね。 という訳で、私は必要な情報は、ほぼネットから無料でいただきました(笑) いろんな情報をせっせと書いてくれてる方たちがいて、本当に助かるなあと思います。 スピに限らず、あらゆる専門家が無料で発信してくれている時代ですものね。

これらもまた、「無から派遣された幻想の役者さんである如来の化身」だなあと思います。 仏教的に言うなら「菩薩行」や「数限りない仏との出会い」とも言えるかもしれません。 (菩薩も仏も、悪人の顔にすら変身し、我が身の前に現れてくれるものですが)

「詠み人知らずの歌」の集合こそが、人類最大の智慧じゃないかな。 お経だって聖書だって「詠み人知らずの歌」ですしね。

※参考記事 『悟りビジネス、スピリチュアルビジネスで儲けるのは是か非か? 〜悟り探求の中核はすべて無料〜』 新緑めぐる,2022年10月26日

—2022.11.26 新緑めぐる




もどる