2012/07/01(日) 02:00
定期報告007 ベジタリアンについて思う事&ちょっとしたアイデア
 

 今週は作品の執筆が進みました、

 ネームが32ページ分できあがったので

 仕上げに移りたいと思います、

 目標の締め切り7月25日(水)。



 今月のチャリティーオークションの売り上げは

 2403円。前月1612円より+791円。

 


 プラスではありますが、最近は

 まとめて出品する時間があまりないです。






 



 今週は殺処分廃止に関してうれしい情報は

 ありませんでしたが、他の動物関連の事では

 少しうれしいニュースを見かけました。



 動物実験の特殊な例を除けば

 人類最大の動物虐待と言える

 「フォアグラ」用のガチョウ飼育。

 その法規制がカリフォルニア州で

 ちょうど今日から全面禁止だそうです。





 以下ニュースサイトより引用
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「1日からフォアグラ禁止=駆け込み消費、反発の声も―米加州」
 時事通信 6月30日(土)7時6分配信


【サンフランシスコ時事】米カリフォルニア州では
 7月1日から、高級食材フォアグラの飲食店やスーパーでの
 提供が全米で初めて法律で全面禁止される。

 サンフランシスコなどでは「最後の一切れ」を求める
 駆け込み消費が増えている。
 
 フォアグラは肥大化させたカモやガチョウの肝臓。
 同州では、のどに管を差し入れて飼料を流し込む肥育法が
 残酷だとする動物愛護団体の強い後押しを受けて約8年前に
 禁止法が成立、猶予期間を経て1日から施行される。
 
 こうした肥育法や、「人道的な肥育法以外」による商品や
 料理の販売・提供が禁止され、違反者には1日当たり
 罰金1000ドル(約8万円)が科される。

 サンフランシスコの高級料理店「ame(アメ)」は
 厚いフォアグラを入れた「フォアグラ・ラーメン」を考案、
 女性を中心に人気だ。禁止反対派の著名シェフ約100人が結束し、
 活動資金集めを目的に州内各地で開いた
 「フォアグラ尽くし」の食事会は、
 まろやかな風味を惜しむグルメたちで盛況続きという。

 ワインの名産地ナパ近郊のフランス料理店
 「CYRUS(サイラス)」のシェフ、ダグラス・キーン氏は
 「食文化をないがしろにし、一律に(肥育法が)苦痛と決め付けられた」
 と禁止法に強く反発。法案提出者のバートン元州上院議員(民主)は
 地元紙に「十分な準備期間があったのに、業界は一体何をしてきたのか」
 と禁止反対の声に反論している。 


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 引用「日本経済新聞」
  http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK3000C_Q2A630C1000000/













 私はするつもりがありませんが

 もしかしたらそのうち誰かやるかもな〜、

 と、ふと思いついた

 ビジネスアイデアがあります、




 動物愛護と"ベジタリアン"には

 結構密接な関係がありますが、

 私も最終的な理想は

 やっぱりベジタリアンです。



 しかしどうしても肉は食べてしまう、

 それにまだまだ食べたいとも思ってしまう。。



 動物愛護家やベジタリアンをターゲットにした

 レストランや食材屋みたいなのって

 需要は結構あるんじゃないでしょうか?



 フォアグラの件にしたって、

 このフォアグラ禁止に反対する人たちは

 「オレはもっとガチョウをいたぶって拷問したいんだ〜!!」

 っていうことがしたいわけじゃなくて

 「おいしいものを作りたい」とか

 「うまいものを食べたい」ってわけですから、

 なんとかして互いの利害が一致するような、

 そんなお店やレストランがあったら

 いいな〜とか想像しちゃいました。


 動物愛護家やベジタリアン(に挑戦中?)の人が

 "安心して肉が食える店"みたいなものが

 できないものでしょうか?



 例えばバッグにしたって、

 他の物とは性能が段違い!

 というわけでもないのに

 ヴィトンやらエルメスは何十倍や何百倍も

 ほかの物とは値段が高いです。

 四次元ポケットみたいに

 たくさん物が入るとか、

 銃弾も止まるぐらい極めて頑丈だとかではなく、

 せいぜい型崩れしずらくて長持ちだとか

 デザインがちょっと凝ってるぐらいで

 他のバッグと実質的には

 な〜んにもかわりません。


 性能が何十倍、何百倍というわけではないのに

 しかし値段は何十倍も何百倍もするわけです、

 そしてそれを皆は欲しがるのです、

 いうなれば"合法な詐欺"。


 何故そこまで大して役にも立たないのに

 高価な物を欲しがるのか?と言えば、

 まぁ人それぞれでしょうけど、

 一番はやはり"虚栄心"や"見栄"じゃないでしょうか?

 そういう「感情」の為に何十倍も高いお金を

 人は払うわけです。


 料理や食べ物にしたって同じです、

 ハーゲンダッツのバニラ(約300円)が

 スーパーカップのバニラ(約100円)より

 3倍もうまいわけありません、
 (いいや10倍以上うまい!と言うぐらい
  ハーゲンダッツが好きな人も、もちろんいますが…)


 むしろ量も全然少ないし

 これもやはり価値が「味」や「量」、

 つまり"実質的な食べ物の価値"より

 別なところに"価値"があるわけです。

 
 昔はハーゲンダッツは

 かなりおいしい気がしましたが、

 さすがに現代ではもう一般的なアイスも

 かなりおいしくなってきて

 どっこいどっこいです、

 これでも重度のアイス好きで

 ハーゲンダッツにもはまった事あるよ?


 
 あ、話がそれそうになりましたが、

 ようするに値段が何倍もするけど

 「食肉になる動物はほぼ安楽死、無痛による屠殺」

 っていうレストランとか食材とか

 ファーストフードチェーンがあったら

 これって充分にお金を払う価値が

 あるのじゃないでしょうか?


 マックやミスドやモスとかロッテリア、

 ファーストキッチンだのバーガーキングだのと

 味だの大きさだのが微妙に違うぐらいで

 どんぐりの背比べみたいなものじゃなく、

 もっとこういう、大きな差別化を計った

 全国チェーン店とかフランチャイズも

 いい加減登場してほしいものです。


 今の時代、さすがにマクドナルドみたいに

 「安くてまあまあ」にはまだまだ勝てないかもしれませんが、

 「高いけどうまい」のモスバーガーにだって

 ちゃんとファンがいるんから、

 むしろ「高いしまずい、けどやさしい」ぐらいの

 お店が登場すれば、話題性もあって

 結構ブレイクするかも・・?

 ま、結局やってみなければわからないことなので

 成り立つのかどうかは私にはわかりませんが、

 少なくとも私はそういうお店が

 今後流行って欲しいですし、支持したいです。



 あとブランドバッグの例じゃないですが、

 そういうお店に高いお金を払って食事するという事は、

 少なくとも値段を安くするために

 効率良く屠殺(つまり虐待)した肉を食う野蛮人達とは

 一線を(かく)すわけです、

 「わたしはワンランク上の人間なのよ」

 みたいな優雅(?)な気分で食事もできますから

 そういった感情的な価値にも期待

 できるのではないでしょうか。



 ベジタリアンや動物愛護家じゃなくて

 たんに虚栄心を満たしたいだけの人でも

 自動的に動物愛護へ参加、支持するシステムだし、

 ベジタリアンにはなれないけど

 動物をひどい目にあわせたくない人、

 もしくはベジタリアンだけど

 どうしても肉を食いたくなってしまった時とか

 そういうお店の存在は全然ありだと思います。


 いやまてよ、、

 むしろ「肉が大好き過ぎてとてもベジタリアンは無理!

 だけど屠殺はひどいと思うし動物愛護活動もしたい、

 ベジタリアンにも大賛成!」って言う人だって

 絶対いるはずだから、そういう人向けに

 値段は超〜高いけど、その高額メニューを注文すると

 金額のほとんどがベジタリアンへの啓発運動への基金や

 より多くの屠殺を苦痛なき安楽死へ変える為の

 設備投資へまわされます。みたいなのがあれば、

 「食えば食うほどベジタリアンが増える肉」

 も理論上は可能!もはやわけがわかりませんが

 ともかく選べる選択肢は増えますよね。



 本来なら肉なんて高いし太るし

 消化に悪そうだし、できれば食いたくない、

 野菜やうどん食ったほうが健康にも財布にも

 すこぶるやさしいし

 屠殺だって地球上からなくなって欲しい、

 でも肉はおいしいし、

 どうしても食べてしまう、、。


 そしてせっかくそのおいしい肉を

 食べる時すら心のどこかで

 「ああ、また屠殺を支持してしまった・・・」

 とか思いながら食うので

 うまい飯もまずくなる。


 よく「だから食事は感謝して食べるのよ」

 と聞きますが、感謝したところで結局、

 その肉が作られる過程で

 動物が味わう苦痛は減るわけでも

 なくなるわけでもありません。



 仮に超大金持ちでベジタリアンでも

 動物愛護家でもなんでもない人が毎日この

 「食えば食うほどベジタリアンが増える肉」

 をガツガツ食い、

 犠牲になった動物への感謝の念も全くの0で

 それを食う動機も

「この世は弱肉強食だから

 弱いものが強いものに食われるのは当然、

 動物なんていくらでも殺せばいいと思うし

 ベジタリアンもくだらねぇと思う、

 けど意味もなく高価な飯を食うのは

 優越感も一緒に味わえて気分がいいからさ」

 と答えたとしても、その人の方が

 感謝しながら普通の肉を食べる人より

 何倍も立派だと思います。


「私は動物には本当に申し訳ないと思っています、

 ですが命には命が必要なのです、

 私達の食べる動物達もまた命を食べてきたのです、

 それは大いなる自然の摂理であり、

 生き物はみな、その大きな輪の中の一つとして

 つながっているのです。他者を"食べる"という事は

 その命の輪を繋ぐ大切な事であるとともに、

 我々はその自然に対しての畏怖、感謝の念を

 決して忘れてはいけません」

 って立派な事を言ったところで

 結局は"肉を食べる人"である限りは

 屠殺も動物の苦痛もまったく減りせん。




 前者のような一見嫌そうに見える奴がのほうが、

 屠殺や動物の苦痛を減らす行為へ

 はるかに貢献しているのは現実です。



 何が"良い人"で何が"悪い人"なのか、

 人それぞれ色々な意見があると思いますが、

 少なくとも私は前者の方を"善人"

 後者の方を"偽善者"と定義してます。


 だって人間は肉なんか食わずとも

 青汁1杯とお茶だけで充分健康に生きてる人だっているんです、

 大自然に畏怖しながら申し訳なく肉を食うぐらいなら

 「弱肉強食ですが なにか?」と開き直って

 うまそうに肉食う人の方がまだ好意がもてます、

 これは単なる好みの問題ですけど・・。 

 



 

 

 

 

 


 

 
 

 



 

 


 

 


 

 

 

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