2012/09/24(月) 20:31
生体展示販売をするペットスーパーWAN
 

 このペットショップは

 「ワングループwan group」という系列の

 お店のようです。


  


 ワングループのホームページを見てみると
 高々(たかだか)と「殺処分0を目指して」と書いてあります。

 http://www.1wangroup.com/concept/



 正直、複雑な気持ちです、

 もし本当にこの企業が殺処分0を実現しようと

 最大限の力をそこへ向けているのなら

 この動画のアップロードは

 何かのきっかけで企業イメージの低下となれば

 もしかすると殺処分廃止という目標の実現に対して

 マイナスとなるのではないか?

 遠回りとなってしまうのではないか?


 なぜなら私一人の力より

 企業の方が規模、範囲共に

 桁違いに大きな活動、宣伝や行動が

 可能だからです。


 つまりこの動画のアップロードが

 "同じ理想を持つ仲間の足を引っ張る行為"

 につながってしまうのではという

 小さな不安があります。





 ですがそれでも生体展示販売は

 恐ろしい売り方だと思います、


 殺処分0を目指すというのは

 立派な企業理念だと感じますが

 それでも生体展示販売は

 許されるものではないと思います。



 もしあの動画のお客さんが

 「超かわいいから、もう1匹買おっと!」

 という軽い気持ちで購入を希望したとしても、

 ペットショップである以上は

 お金を払いさえすれば売らないわけには

 いかないはずです。



 ご存知かもしれませんが

 いまペットの命は捨てるほど溢れていて

 毎日400頭以上、犬も猫も

 保健所や愛護センターで

 殺処分され続けています。







 それなのに新しく命を生産、入荷し、

 "ディスカウント(値引き)スーパー!"だの

 "超激安!"と看板に引っさげて

 不特定多数へ子犬や子猫を供給する行為が

 とても殺処分0を目指す行動とは思えません、

 

 


 ショーケースにずらっと動物を並べ

 なるべく安くして売るという

 販売形態のペットショップに

 "殺処分0を目指す"という理念は

 相容(あいい)れないのじゃないでしょうか?




 
 なるべく沢山の植物を枯らすための

 除草剤や枯葉剤(かれはざい)を研究開発し、

 製造や販売を行なっているメーカーが


 「我々はこの地球を緑あふれる

  自然豊かな星になってほしいと願い

  日夜(にちや)努力してまいります。」


 と言って製品を売るのと

 同じような事ではないでしょうか。。




 ジョークやギャグとしては

 面白いのかもしれませんけど、

 殺処分に関しては現に大量の犬や猫が

 苦しみながら死んでいってるわけです、



 ちょっとその理念、マジ(さみ)ぃんだけど・・。

 

 

 
 

 

 

 




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